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◆当たり前のことをさりげなく、普通に◆
研修、と言う形での教育は一切ありません。「お店で扱っているお酒を勉強する」という名目の飲み会はありますけど(笑) まだまだ現状は「WaZaのカラーを作り上げていこう」としている課程です。ただ、スタッフのみんなには「当たり前のことを、さりげなく、普通に、やろう」と日々、話しています。意外とこれができているお店っていうのは、少ないと思うんです。
◆みんなで作った3つの原則と10の行動ルール◆
当店には先代の店長と一緒に自分たちで作った3つの原則(笑顔、きびきびと行動する、気持ちのよい返事)と10の行動ルールがあり、それは皆で守っていこう、と決めています。本当に社会に出て最初に求められる当たり前のこと。でもそれが最大のマニュアルですね。10の行動ルールですか?当たり前のこと過ぎて、お教えできません(笑) 本当にやって当然のことです。
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◆すべてはお客様に素敵な時間を過ごしていただきたい、という想い◆
そうですね…。具体的に飲食でのサービスには、身だしなみや言葉遣い、料理やお酒の知識、着席時の補助…などが挙がりますが、それらが「サービスをする」ということになるかというと、そうではない。
なぜ、身だしなみが大切なのか、なぜお席に着くときは椅子を引いて差し上げるのか。全てはお客様が当店にいる間、特別で素敵な時間を過ごしていただきたいという想いの表れ。そうすることでお客様が「嬉しい」と感じてくださって初めて「サービス」が実現できるんです。
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◆みんなで同じイメージを描く◆
そうですね。やはり「信頼」をして、任せていくことでできるようになって行くと思います。24時間という一日の中の大切な2〜3時間を当店で過ごしてくれているお客様がいる。その時間を演出するのは自分たちなんだ」とスタッフにはことあるごとに伝えていますね。自分が大切な人と過ごす時間に、お店の人がこうしてくれたら嬉しいよね?じゃぁ、それをして差し上げよう、と。それを理解してくれると、自然に当たり前に行動できるようになる。当店での時間を楽しんでくれているお客様、のイメージを一緒に描ければいい。
みんなが協力してくれて、初めて「お客様の素敵な時間」を実現できる。だからスタッフとは気持ちが一緒じゃなきゃいけない。私が思っていることを言葉で言い続け、スタッフが本当に理解してくれているかを確認し続けます。スタッフの行動がずれたら、「なぜそうしたの?」と聞き続ける。そうやって地道に気持ちを一つにしていく。スタッフは思い描いていることを実現してくれる人、自分の分身だと思っています。
だから、スタッフにウソをつくことは絶対にしません。どんなに小さくてもウソをついてしまったら、思っていることがきちんと伝わらなくなりますから。
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◆課題を見つけられる目を持ち続ける◆
店長というのは、かなり幅が広い業務です。料理を作るわけではないけれどメニューを考案したり、お店の雰囲気づくりをしたり、レイアウトや演出を考えたり。そしてみんなが気持ちよく働けるように環境を整える。一つ一つは大きな仕事ではないですが、どれだけそれらの仕事の密度を濃くできるか、掘り下げて考えることができるか、だと思っています。私(店長)が課題を見つけられる目を持ち続けていなければならない。スタッフとのコミュニケーションもとても大切です。毎日、声をかけるようにしています。そうすることでスタッフの状態を知ることができ、こちらも安心です。
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◆成果が跳ね返ってくるのを感じる◆
お客様の反応はとてもストレート。だからこそ、自分たちがやったことに対しての成果が、毎日すぐに自分たちに跳ね返ってくるんですね。もちろんお客様の笑顔や「ご馳走様。おいしかった」「また来ますね」などと声をかけていただけることは、とても嬉しく感じます。
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【後記】
竹内店長とお話をして、『お客様の素敵な時間』の為に、とシンプルだけれども熱い気持ちでお仕事に取り組んでいらっしゃる姿勢がとても伝わってきました。プラネットフロウも、スタッフの皆さんに何が出来るか…とことん考えていきます!
みなさんも、WaZaを訪れたら、そのサービスを体感してくださいね!
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